作品の模倣に関して思う事(補足)

さて、投稿から大分間が空き、ブログに人が来なくなった所で、前回の日記について補足的な事を書いてみようと思います(ง ˘ω˘ )ว

上記の日記で僕が伝えたかったことは、言うまでもなく「著作権法を知っておこうね」であって「必ず著作権法を守れ!」ではありません。
むしろ僕は、著作権法に関しては「双方の暗黙の了解があれば、必ずしも守られる必要はない」と思ってます。


例えばコミケの時期に話題になる同人業界なんかはまさにそんな感じですよね(*´◒`*) あれは原作者お目こぼしの上で成り立っているグレーゾーンですが、原作者・二次創作者双方にメリットがある場合が多いです。さらに、こういった文化が新たな創作者を生む土壌になっている、という指摘もあるようで、ルールを厳密に守るのが必ずしも良い結果を生む訳ではないというのは、僕自身も大賛成です(`・ω・´)


ただ重要なのは、「(場合によっては)ルールを守らなくてOK=ルールを知らなくてもOK」ではないということです。
というのも、こういう知識が無いと、感情論や個人の体験談を根拠に、ルール自体を(さらにはルールに従って権利を主張する人まで)悪とみなす人が出てくるからです。


例えば「あの業界はみんな真似しあって発展してる!すてき!=著作権法なんて縛りは無い方が良いんだ!だから模倣禁止する人は悪!」とかね。著作権法があることによるメリットを見ようともしてない訳です。でたらめ言うな!と思うかもしれませんが、「ルール=公共の線引き」が知られてないと、みんな各々の正義感だけで善悪を判断するようになるので、自分たちの都合のいい方向に流れていくというのは当然ですよね。実際そういうこと言ってる人結構いるからね( ´・ᴗ・` )


もちろん著作権法も人間が作ったルールなので、賛成の人もいれば反対の人もいると思います。 
でもそれを言えるのは、ちゃんと著作権法の良い点・問題点を把握してる人だけだと思いますね( ´・ᴗ・` )
個人の正義・体験談も、判断材料にはなるかもしれませんが、それだけを根拠に、一つの側面から物事を判断するのはめちゃくちゃ危険だったりします(ノ∀`)


ちなみに、上に挙げた同人業界の場合も、やり過ぎて原作者の逆鱗に触れれば頭を叩かれます。そうなった場合、悪いのは100%二次創作者であって、原作者を批判するのは許されません。自由であっても、無法地帯ではないんですよね。
こんな感じで作者の権利を守る方が、業界として最終的にはプラスになる・・と、少なくとも法は判断してるわけです。
そこにはきちんとした理由があるので、「ルールなんてない方が良いんだ!ムキー!」みたいな人はまずそこを知ってみるのが良いかもしれません。

ではでは~(ง ˘ω˘ )ว
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[ 2017/11/17 20:46 ] 未分類 | TB(0) | CM(-)

作品の模倣に関して思う事

 実は少し前から、著作権法の解説書を何冊か読んでいます。
著作権については大ざっぱな内容を知っている程度だったのですが、改めてしっかり勉強しておきたいなと思いまして( ´・ᴗ・` )


 ご存知の方は多いと思いますが、著作権法って結構厳しいんですよね。
バルーンアートのような作品なら、「模倣・アレンジした物を、
作者に無断で、個人利用の範囲を超えて使う」
とアウトです。
(もちろん色んな例外はあります。)この「個人利用の範囲を超えて使用」
というのは、販売などの営利的なものはもちろん、
ネットへのアップなど、非営利的なものも入っています。なので、例えば
「他人の作品をコピーしてTwitterにアップした」みたいなものでも、
法的にはアウトなんです。親告罪なので、大事になることはほとんどありませんが( ´・ᴗ・` ) 僕もここまで糾弾するつもりはないです。


 もちろん、何でもかんでも禁止すると何も作れなくなるので、
「アイデアとか技法」レベルなら真似OKということになってます。つまり
「アイデア・着想は似ても良いけど、そこから生まれた具体的な表現は似せちゃダメ」
というのが今の著作権法なんですね。

 とまあ、ここまでは単なる法律の内容なので、wikipediaでも使えば
普通に知ることができます。僕が解説書を読んで勉強になったと思うのは、
「こういうルールが出来た理由・背景」を詳しく知ることができたからです。


考えてみれば当たり前ですが、どんなルールも湧いて出てくる訳ではなく、
人が考えて作ってるんですよね。そしてこの「ルールがある理由」こそが、
僕らにとってはすごく重要な部分だと思いました。
というのも、こういうことが知られてないと、「勝手に真似しちゃダメだよ」
とただルールだけを提示しても、まず間違いなくめちゃくちゃな方向性の
意見が飛び交ってカオスになります( ´・ᴗ・` ) 実体験


例えば、「自由に模倣出来るようになれば、楽しめる人も増えるし皆のレベルも上がる」とか
「プードルとかクマを真似して良いんだからどの作品も真似して良い筈だ」
みたいな投稿を実際に見たことがあります。
こういう意見もある意味正しいんですよね。言葉だけ見れば真実だと思います。


ただ、それを言ってしまうと、テストの点を上げるにはカンニングすれば良いし、
サッカーで手っ取り早く点を入れたければオフサイドすりゃ良いわけです。
要するに、「言ってる事は間違ってないけど、それを認めちゃいけない理由があるから禁止します」
っていうのがルールなんですよね。
なので、ルールに賛成の人も、反対の人も、自分には関係ないという人も、
とにかくまずはルールを詳しく知ってみる、ということが重要なんじゃないかと思います。
そうすれば、上で挙げたような暴論や、「嬉しい/楽しい」みたいな感情論や、
「海外ではこうだから!」みたいな経験論とはちょっと違った意見が出てくるんじゃないでしょうか(ง ˘ω˘ )ว


解説書を何冊か読んだ上で率直に意見を言ってしまうと、
他人の生み出した表現を借りることに関して、
もう少し皆基準を厳しくしても良いんじゃないかなぁ・・・と思いました。
もちろん自分の作品の二次利用をどこまで認めるかは作者の自由なので、
「僕の作品に著作権はありません!無断転載・販売・大会での使用全てOKです」
みたいなことを言うのも全く悪い事じゃないです。
考え方を矯正させようなんて思っちゃいません( ´・ᴗ・` )
ただ、こういう「自分の権利を必要以上に制限する行為」が
美徳とされる世界にはなっちゃいけないですよね。


画像と文章は特に関係ありません
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(出典) ワタミ①: 夢を実現するためのカレンダー
[ 2017/10/07 23:15 ] 未分類 | TB(0) | CM(-)